「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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「起動消去プログラム」の操作-> ハードディスクからの起動


ハードディスクからの起動


起動

ハードディスクから「起動消去プログラム」を起動するためには、「起動環境作成ツール」を消去したいPC上で実行し、ハードディスクからに起動環境を組み込む必要があります。詳しくは「起動環境作成ツール」の概要」をご覧ください。

起動が完了しない・起動は完了するが、ハードディスクを認識しない場合
CD起動、USBメモリ起動による消去を行ってください。


システムが起動すると、以下のような画面になり、何も操作しなくても5秒後に自動的に消去プログラムが起動します。
(BIOS/UEFI共通)



起動しない、あるいは、ハードディスクにインストールされているOSが起動する場合
・CD、USBメモリ等は、一旦抜いてお試しください。
・ハードディスク起動環境が正しく設定されていない、対応していない環境の場合があります。
 その場合は、CD-ROM/USBメモリで起動して消去を行ってください。

起動画面での操作

[ESC]key for menu .....
4

他のオプションで起動する場合、5秒のカウントダウンが終了する前に[ESC]キーを押してください。以下のオプションメニュー画面が表示されます。



画面を拡大した図

Windowsを起動する場合
消去を行わず起動環境を元に戻したい場合は、上下矢印キーで[Windows]を選択し[enter]を押してください。
Windows起動後、「起動環境作成ツール」を実行し、起動環境を元に戻すことができます。
ハードディスクへの組み込み」参照。

メニュー表示後、通常の消去処理を起動する場合
"[GreenPepper PRO] Japanese Ver4.x.x"を、上下矢印キーで選択し[enter]を押してください。

オプションメニュー画面での操作

「↓」「↑」キーで機能を選択し[enter]キーでオプションの選択を行います。

「--- その他の起動オプション」、「--- Other boot options」の中で、さらに詳細なオプションの選択が可能なサブメニューが表示されます。

1.《ピーマンPRO》 日本語 Ver.4xx]下の「--- その他の起動オプション」を選択した場合


この画面から、最初のオプションメニュー画面に戻るには[ESC]キーを押します。


メニューの構成
標準状態の場合以下のメニュー構成となっています。

以下は、標準の場合のものです。
選択可能なオプション内容は、HDD起動環境設定の際のオプション指定により異なります。
起動環境作成時の共通オプション」参照。


オプションメニュー画面
選択メニュー 表示言語 内容
[Windows]   インストールされていたWindowsを起動します。
起動環境を以前の状態に戻す場合、[Windows]起動後、「起動環境作成ツール」を実行してください。
《ピーマンPRO》 日本語
[GreenPepper PRO] Japanese Ver 4.x.x
日本語 通常の消去画面を表示。自動起動はこの設定になっています。
--- その他の起動オプション
--- Other boot options
  日本語環境での他のオプション選択サブメニューへ
[GreenPepper PRO] English Ver 4.x.x 英語 通常の消去画面を表示
--- Other boot options   英語環境での他のオプション選択サブメニューへ
     
Diagnose   起動が完了しない場合などに選択し、状況を確認するための問題調査画面サブメニューへ

サブメニュー画面(日本語環境)
選択メニュー 表示言語 内容
--- (ESC)メインメニューへ,[ピーマンPRO]日本語
--- (ESC)return to main, [GreenPepper PRO] Japanese
  ※オプションメニュー画面に戻る場合は[ESC]キーを押してください。
a.通常起動/Normal boot 日本語 通常の消去画面を表示。
b.セキュア消去を有効にする/Enable SecureErase 日本語 セキュア消去メニューを含むメニュー表示での消去画面を表示。
c.HPAを無効にする/Ignore HPA, access full size 日本語 HPA(HostProtectedArea)を無効にして、全ディスク容量を消去対象にする
※HPAに関する指定は、USBインタフェース接続の場合など、有効にならない場合があります。
消去方法についての考慮点」参照。
d.ACPIを無効にする/disable ACPI 日本語 ACPIを無効にして起動する
※一般のPCでは、ディスクが認識できなくなる、電源の自動OFFができなくなることがあります。
《UEFI起動時のみ表示》
e.UEFI old mappingを使用/UEFI old mapping
日本語 UEFIを従来のメモリマッピングで使用。
※UEFI起動で起動時停止する場合等に使用
《UEFI起動時のみ表示》
f.実行時のUEFIを無効/Disable UEFI (runtime)
日本語 実行時UEFIの機能を無効にします。
※UEFI起動で起動時停止する場合等に使用
g:KMSを有効にする/Enable KMS (nodeset) 日本語 Kernel Mode Setting (KMS)を有効にします。画面表示に問題がある場合お試しください。

サブメニュー画面(英語環境)
選択メニュー 表示言語 内容
*--- (ESC)return to main, [GreenPepper PRO] English   ※オプションメニュー画面に戻る場合は[ESC]キーを押してください。
a.Normal boot 英語 通常の消去画面を表示。
b.Enable SecureErase 英語 セキュア消去メニューを含むメニュー表示での消去画面を表示。
c.Ignore HPA, access full size 英語 HPA(HostProtectedArea)を無効にして、全ディスク容量を消去対象にする
※HPAに関する指定は、USBインタフェース接続の場合など、有効にならない場合があります。
消去方法についての考慮点」参照。
d.disable ACPI 英語 ACPIを無効にして起動する
※一般のPCでは、ディスクが認識できなくなる、電源の自動OFFができなくなることがあります。
《UEFI起動時のみ表示》
e.UEFI old mapping
英語 UEFIを従来のメモリマッピングで使用。
※UEFI起動で起動時停止する場合等に使用
《UEFI起動時のみ表示》
f.Disable UEFI (runtime)
英語 実行時UEFIの機能を無効にします。
※UEFI起動で起動時停止する場合等に使用
g:Enable KMS (nodeset) 英語 Kernel Mode Setting (KMS)を有効にします。画面表示に問題がある場合お試しください。

サブメニュー画面(問題調査画面)
選択メニュー 表示言語 内容
*--- (ESC)return to main, diagnose ---   ※オプションメニュー画面に戻る場合は[ESC]キーを押してください。
a.Normal boot 英語 起動が完了しない場合などに選択し、状況を確認するための問題調査画面
b.Ignore HPA, access full size 英語 HPA(HostProtectedArea)を無効にして、問題調査画面を表示
※HPAに関する指定は、USBインタフェース接続の場合など、有効にならない場合があります。
c.disable ACPI 英語 ACPIを無効にして、問題調査画面を表示
※一般のPCでは、ディスクが認識できなくなる、電源の自動OFFができなくなることがあります。
《UEFI起動時のみ表示》
e.UEFI old mapping
英語 UEFIを従来のメモリマッピングで使用。
※UEFI起動で起動時停止する場合等に使用
《UEFI起動時のみ表示》
f.Disable UEFI (runtime)
英語 実行時UEFIの機能を無効にします。
※UEFI起動で起動時停止する場合等に使用
g:Enable KMS (nodeset) 英語 Kernel Mode Setting (KMS)を有効にします。画面表示に問題がある場合お試しください。


日本語画面が正しく表示されない場合、画面が黒のままの場合
一部機種(モニターの種類等にもよります)によっては、日本語画面が正しく表示されず、起動はしているようでも、画面が黒のままの場合があります。

その場合は、オプションメニュー画面で"[GreenPepper PRO] English Ver 4.x.x"等、英語環境でご使用ください。

起動が完了しない場合

起動が完了せず、消去画面が表示されない場合、以下のような原因が考えられます。

・ハードウェアが本製品に対応していない。
※CPU、マザーボード、周辺機器の非対応。
※周辺機器については、一度はずしてお試しください。
※BIOSで切り離せことができる機器があれば切り離してお試しください。
・メディアの障害(CD-ROM、USBメモリ)
・その他ハードウェアの障害

上記起動時のオプションメニュー画面で、"d.disable ACPI"(ACPIを無効にする)での起動をお試しください。

また、オプションメニュー画面で"diagnose"->"a.Normal boot"で起動し、ストップした個所までのメッセージをご連絡ください。

起動が途中でストップしメニューまで表示されない場合、画面を取得する機能はありません。
恐れ入りますが、画面をデジタルカメラなどで撮影し、お送りください。

"diagnose"メニューで表示される画面の操作は「問題調査画面」をご覧ください。