「だいこん」オンラインマニュアル    

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コンピュータの状態をメール等でレポートするなど、モニタリング関連の設定をします。
以下すべての項目を設定してから、「登録/更新」ボタンを押してください。

■メール送付先の指定
以下のチェック処理すべてに共通の設定です。ここで設定した、メールアドレスにレポートが送付されます。

「送信先メールアドレス」には、メールアドレスを3個まで指定することができます。

「メール送信設定」は、メールを送信する際の、送信サーバー、その認証に関する設定です。
「だいこん」が設置されているネットワーク内から、メールを送信する際のメールソフトの設定をご覧いただき、同様に設定してください。

送信(SMTP)サーバー
メール送信時使用するサーバーを指定してください。
一般的にはインターネット接続プロバイダーのメール送信サーバーです。

使用ポート
接続プロバイダーの送信サーバーを使用する場合、通常は「通常(25)」です。
プロバイダー以外のサーバーを使用する場合「サブミッション(587)」を使用する場合が多くなっています。

認証方法
接続プロバイダーの送信サーバーを使用する場合、「(なし)」で使用できる場合が多いと思われます。
それ以外は、使用するサーバーに合わせて、必要な認証方法を指定してください。
認証方法を「(なし)」以外にした場合、以下「認証ID」等の設定が必要になります。

POP before SMTP: 「認証POPサーバー」に入力されたサーバーに「認証ID」「認証パスワード」で一旦メール受信のための認証を行った後、送信サーバーからメール送信を行います。

POP(APOP) before SMTP: 「POP before SMTP」と同様ですが、「認証パスワード」を暗号化して送付する方式(APOP)を使用します。POPサーバーがAPOPに対応していない時は、エラーとなります。

SMTP認証(自動): 「送信サーバー」において「認証ID」「認証パスワード」で認証された場合のみ、送信サーバーからメール送信を行います。「認証POPサーバー」の入力は必要ありません。サーバーが対応している場合、CRAM-MD5->PLAIN->LOGINの優先順位で自動的に認証処理を行います。

SMTP認証(CRAM-MD5): 「SMTP認証(自動)」と同様ですが、必ず暗号化された、CRAM-MD5によって認証を行います。サーバーが対応していない時は、エラーとなります。

「送信テスト」
メールアドレス、サーバー、認証設定などを変更した場合は、「登録/変更」で、一旦登録を行ったあと、「送信テスト」を行ってください。
「送信テスト」では、サーバーとの詳細なやり取りが表示され、問題の特定に役立ちます。
テスト内容がよくおわかりにならない場合、表示される内容を弊社サポートまでお送りください。

最終「OK」となっている場合、正しくメールが送信されています。「ERROR」と表示される場合、なんらかの問題があり、送信されていません。

正しくメールが送付されるには、「詳細設定」において、「ディフォルトゲートウェイ」「DNSサーバーアドレス」が設定されていなかればなりません。



■ディスク残量チェック
ディスクの残量をチェックし、指定した量より少なくなったとき、メールによりディスク残量を知らせます。
複数台のディスクが接続されている場合、その中の1台でも、指定残量を下回った場合が対象となります。
すべてのディスクが、指定残量以上の場合、メールは送信されません。

「設定する」にチェックを入れた場合のみ、有効となります。



メール件名
送付されるメールの「件名」を指定してください。すべて、半角英数です。全角、半角カナなどは使用できません。

タイミング
チェック処理の負荷が少なく、また、ディスク残量不足は、システムに重大な影響を与えるため、1時間毎自動的に行われます。
変更できません。

レポート条件
レポートメールを送付する場合の、残容量を指定してください。
単位はMByte(メガバイト)です。
1Gbyte = 1000Mbyte

すぐに実行
1時間毎の自動実行によらず、今すぐチェックを行う場合、「すぐに実行」ボタンを押してください。
※処理は、画面が変化することなく、すぐに実行されます。
※実行状況の確認は、下記「モニタ履歴の表示」で行ってください。
※このボタンにより、「登録/更新」と同様、一旦登録が行われ、その後、チェックを行います。

メールサンプル
computer name : VEGETABLE
disk space is left only [2872]Mbyte
--- Disk status ----------------------------------
 [QUANTUM FIREBALL ST3.2A] total:3.10GB used:230MB remain:2.87GB used(%):7%( data back1 back2)


■ログチェック
ログの内容をチェックし、指定したログファイルに、指定したキーワードが含まれている行がある場合、その行の内容をメールにて知らせます。
この機能により、ディスク装置のエラー、不正なアクセス等を自動的に監視することができます。
ログファイルの内容につきましては、「メンテナンス」画面、また、チェック方法のサンプルにつきましては、弊社ホームページ等で解説いたします。

「設定する」にチェックを入れた場合のみ、有効となります。




メール件名
送付されるメールの「件名」を指定してください。すべて、半角英数です。全角、半角カナなどは使用できません。

タイミング
チェックのタイミングを曜日、時刻で指定してください。時刻は1日4回まで、全曜日共通の設定となります。
ログチェックは、ログの量にもよりますが、多少マシンに負荷がかかりますので、夜間など、あまりアクセスの多くない時に行うようにしてください。

レポート条件
レポートメールを送付する場合の、チェック項目です。

新たなチェック条件を指定する場合
・「追加条件」のチェックボックスをチェックし、「ログファイル」、「含む文字」を指定してください。「登録/更新」により、「設定済条件」に追加されます。最大は30件までです。

設定済みの条件を削除する場合
・削除したい条件の左チェックボックスをチェックし、「登録/更新」を押すことにより、指定行の条件が削除されます。複数行同時に削除することもできます。

※ログファイルはmessage, message.1のように、旧ファイルには数字がつけられて保管されています。この画面で指定したログファイルは、そのファイルだけでなく、後ろに数字のつけられた、旧ログファイルもチェック対象となります。
※含む文字は、大文字小文字は無視して比較されます。
※実際のログファイルのチェックコマンドは
    grep -i "[指定した「含む文字」" [ログファイル名]*
   で実行されています。 詳しい方は、grepに対する正規表現で記述していただいても、動作します。

すぐに実行
指定タイミングの自動実行によらず、今すぐチェックを行う場合、「すぐに実行」ボタンを押してください。
※処理は、画面が変化することなく、すぐに実行されます。
※実行状況の確認は、下記「モニタ履歴の表示」で行ってください。
※このボタンにより、「登録/更新」と同様、一旦登録が行われ、その後、チェックを行います。

メールサンプル
computer name : VEGETABLE

[messages]:error ------------------------------------------------------------
/var/log/messages:Apr 12 12:10:19 vegetable radbackup[530]: error code=0 specified name not found [ftp_sv03] 
/var/log/messages:Apr 13 09:14:55 vegetable radbackup[530]: error code=0 specified name not found [ftp_sv03]
/var/log/messages:Apr 13 22:33:53 vegetable radmonitor[1985]: event_log check ok (log=messages text=error matched=2)


■ステータスレポート
「定期レポート」は、指定タイミングに無条件でレポートメールを送付する機能です。
レポート内容は、「ステータス」画面に準じ、
・前回起動時刻
・CPU使用状況
・メモリ使用状況
・ディスク使用状況
です。

「設定する」にチェックを入れた場合のみ、有効となります。




メール件名
送付されるメールの「件名」を指定してください。すべて、半角英数です。全角、半角カナなどは使用できません。

タイミング
チェックのタイミングを曜日、時刻で指定してください。時刻は1日4回まで、全曜日共通の設定となります。
処理の負荷はあまり大きくはありませんので、任意の時刻で設定してください。

すぐに実行
指定タイミングの自動実行によらず、今すぐチェックを行う場合、「すぐに実行」ボタンを押してください。
※処理は、画面が変化することなく、すぐに実行されます。
※実行状況の確認は、下記「モニタ履歴の表示」で行ってください。
※このボタンにより、「登録/更新」と同様、一旦登録が行われ、その後、チェックを行います。

メールサンプル
computer name : VEGETABLE
--- Previous Bootup Time ------------------------- 
2004/04/14 12:32:38
--- CPU status ----------------------------------- 
load average(%) 1min: 0 5min: 0 15min: 0
--- Memory status --------------------------------
total:126MB used:24MB free:102MB used(%):19%
--- Disk status ---------------------------------- 
[QUANTUM FIREBALL ST3.2A] total:3.10GB used:230MB remain:2.87GB used(%):7% (data back1 back2 )


■モニタ履歴の表示
モニタ処理が行われた場合の、履歴、エラー情報などを表示します。
特に、メールが正しく送付されなかった場合などの、原因究明に役立つ情報が得られます。



件数
画面に表示する件数を指定し、「モニタ履歴」ボタンを押してください。



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