「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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その他情報-> インテルICHxについて

インテルICH6/7系チップにおけるディスクの扱いについて
これらのチップは、複数のディスクアクセスモードを持ち、その設定により、ディスクに対するアクセスの可/不可、アクセス速度は大きく影響を受けます。
下記表をご覧いただき、最適なモードでご使用ください。モードの変更は、PCのBIOS設定によります。
ただし、チップ型番の違い、BIOSの違いにより、設定できないモードがあります。
また、ディスクの接続チャネルにより状況が異なります。

※「実行用USBメモリ起動」は、「製品CD-ROM起動」と同等です。
モード

詳細
モード設定

「ピーマン」実行形態 起動方法・オプション PATA(IDE)
CDROM起動
USB
CDROM起動
PATA
DISK消去
SATA
DISK消去
Compatible
(legacy)
(combined)
PATA+SATA 製品CD-ROM起動 通常起動 低速 低速
boot: gp0  (*1) 低速 高速
PATAのみ 製品CD-ROM起動 通常起動 高速 不可
PATA+SATA 実行用FD/CD-ROM SCSIなし 低速 低速
ata_piix使用(*2)
IDE無効オプション(*3)
不可 高速
PATAのみ 実行用FD/CD-ROM SCSIなし 高速 不可
Enhanced
(native)
SATAのみ
(*4)
製品CD-ROM起動 通常起動 高速 高速
SATAのみ 実行用FD/CD-ROM SCSIなし 高速 不可
ata_piix使用(*2)
IDE無効オプションなし(*3)
高速 高速
AHCI   製品CD-ROM起動 通常起動 高速 高速
実行用FD/CD-ROM SCSIなし 高速 不可
ahci使用(*2)
IDE無効オプションなし(*3)
高速 高速

※「高速」はDMAモード、「低速」はPIOモードによるアクセスとなります。
(*1) 起動時 boot: gp0 [enter]、boot: gpn [enter] による。  「製品CD-ROMの起動」参照。
(*2) 「実行用FD」作成時、「作成オプションの指定」「SCSI設定」でドライバを指定。「実行用FDの作成」参照。
(*3) 「実行用FD」作成時、「作成オプションの指定」「その他」で「IDEインタフェースを無効にする」の指定。「実行用FDの作成」参照。
(*4) Enhanced Modeを、PATAに対して設定した場合、起動処理が途中でストップし、起動ができません。



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