「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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製品CD-ROM起動での操作-> 実行用FD/CDの作成

「実行用FD」「実行用CD-ROM」は、 インストールされているOS、パーティションに関係なく、接続されているディスクを消去できます。
また、消去方式指定、自動実行などの指定が行えるため、社内での統一した消去ポリシーの実現、あるいは、操作方法の説明を極力省略したい環境での消去に、大いに役立ちます。

※作成されるFDは、「Windows実行プログラム」「実行用FD作成」で作成したものと同じです。

「実行用FD/CDの作成」画面
GreenPepper PRO               [1]  Alt+F1-4 another screen
earse ...  e[enter]  (english)  .... ee[enter]
create FD/CD ...  fd[enter] (english)  .... fde[enter]
shutdown ... off[enter] check tool  ... g[enter]
vegetable>



 

fd[enter]により以下の画面が表示されます。
< ピーマンPRO>
----------|実行用FD/CD作成|-----------

自動実行の設定-----





────────────
1通常メニュー選択方式
2消去方式の指定
3パスワード指定、自動実行
4フルオート実行
────────────






SCSI/RAIDドライバの設定---







─────────────
---- なし ----
(3w-xxxx)3ware ATA-RAID
(a100u2w)Inito INI-A100U2
(aacraid)Adaptec AAC-RAID
(advansys)Advanced system
(aic7xxxx)Adaptec AIC/AHA
─────────────









[(3)選択時のみ]
パスワード ________
[(2),(3),(4)選択時]
消去方式の選択
┌────┐[ ]エラー時中断 
1回消去[*]消去後チェック
│ 2回消去│[*]ログをFD書込
└────┘
FD/CD-ROMイメージの選択---
※CD-ROMイメージもFD上に作成



───────────────
実行用FDの作成                     
 
実行用CD-ROMイメージの作成 
───────────────




────   ──

CANCEL

OK

──── ──



選択肢の移動:「↑」「↓」「→」「←」キー
入力項目間の移動: [tab]/[alt]+[tab]キー 
選択肢の選択/実行:[enter]キー
[space]: チェック項目のチェック/解除
[OK]で、消去処理実行、[CANCEL]で処理は中止されます。

作成オプションの指定−自動実行

通常メニュー選択形式

FDより起動後、オペレータが消去ディスク、方式などを指定し、実行する方法です。

消去方式の指定
FDより起動後表示されるメニューは、この画面で指定した消去方式、オプションに限定した消去、および、終了のみとなります。
オペレータはディスクの選択のみ行い、実行する方式です。
※消去方式、オプションは、オペレータによる変更できません。

パスワード指定、自動実行

起動後、まず、パスワード入力画面が現れ、正しいパスワードを入力すると、以降自動実行処理にはいります。
接続されている全ディスクが、4台まで並行で消去されます。 
パスワードは、FD内では暗号化されず、見ることは可能な状態で保存されています。誤って消してしまわないための確認としてのものです。 右「パスワード」欄に、パスワードを設定してください。(半角10文字まで)

フルオート実行
一切オペレータの入力を介さず、FD起動後、接続されている全ディスク(4台まで)が自動的に消去されます。 
便利な反面、誤ってFDを入れたままにすると、必要なディスクまで消してしまう恐れがあります。注意して作成し、作成後のFDの管理をしっかり行ってください。

1回/2回/3回/4回消去/エラー時中断/消去後チェック/ログをFDへ書込
「消去方式の指定」「パスワード指定、自動実行」「フルオート実行」のときのみ有効です。
作成したFDにより、指定した方式、オプションでの消去が行われます。

 内容については、「ディスクの完全消去」をご覧下さい。

作成オプションの指定−SCSI/RAIDドライバの設定
「実行用FD/CD」を使用するパソコンにSCSI/SATAインターフェースがあり、そこに接続されているディスクの消去を行う必要があるとき、このオプションを指定して下さい。
「↑」「↓」キーで探し、組み込むドライバの行を選択後、「tab」キーで次項目へ移ることにより、指定できます。
組み込む必要がない場合、「---なし---」を選択してください。

一覧の中で、[SATA-AUTO sata_*/ahci]と表示されているものは、SATA系のドライバを一括して組み込む指定で、SATA系のパソコンを使い場合、個別に指定する必要がなくなります。
この指定の場合、以下のドライバを含みます。
     ahci, ata_piix, sata_nv, sata_qstor, sata_sil, sata_sis, sata_svw, sata_uli, sata_via, sata_vsc

※現在、SCSIドライバに「ata_piix」を指定した場合、IDEインタフェースを自動的に無効な状態で起動するようなオプション指定をしています。
不都合がある場合、「実行用FDの作成」で「IDEインタフェースを無効にする」のチェックをはずしてFDを作成してください。
詳しくは「インテルICHxについて」をご覧ください。


●お持ちのカードがどのドライバで動作するかを特定するためには、

・消去を行うマシンで、「製品CD-ROMによる起動」により起動し、「ディスクの状態表示」で表示されるドライバを使用
・消去を行うマシンで、「ハードウェアチェックユーティリティ」を使用。詳しくは「ユーティリティプログラム」をご覧ください。
・「対応SCSI/RAIDカード」による特定
・その他、おわかりにならない場合、お問合せください。
※対応していないカードもあります。

FD/CD-ROMイメージの選択
「実行用FD」を作成する場合、「実行用FDの作成」、「実行用CD-ROM」を作成する場合、「実行用CD-ROMイメージの作成」を選択してください。

作成実行
 3.5インチ2HDのディスクを、指定ドライブに入れて、「OK」のボタン上で[enter]を押してください。FDの作成処理が行われます。 
※「実行用CD-ROMイメージの作成」の場合も、FDに対してプログラムの書込みを行います。
※FDは、フォーマットしていなくても使用できます。

「実行用CD-ROMイメージ」から、「実行用CD-ROM」の作成
この処理で、フロッピーディスクには、CD-ROMイメージファイルが、圧縮された形で書き込まれます。
CD-R装置のあるWindowsパソコン上で、フロッピーディスク内、
  CD.ZIP
ファイルを解凍(unzip等を使用)してできた、cd.img(ISO9660イメージファイル)を使用して、CD-Rに書込みを行います。

詳しくは、「イメージファイルからCD-ROMの作成」をご覧ください。





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